11月6日、埼玉革新懇を中心とする実行委員会主催で、「クミコ愛と平和を歌うコンサート」が開催されました。
越谷、草加、春日部、久喜の各革新懇の会員を中心とした皆さんがチケットの販売を頑張ったおかげで、会場の越谷サンシティーホールは1400人の満員でした。当日券を販売中止にしたにもかかわらず会場に入れない方も出る程の盛況で、私は、このホールが溢れるのを初めて見ました。
クミコさんの歌は、被爆者の思いを歌った「祈り」が有名ですが、「百万本のバラ」などのシャンソンはさすがに歌い込まれた見事なもので、ピアノ伴奏との息も合い、説得力のある歌唱でした。今まで聞いた「百万本のバラ」のなかで一番良かったという感想もありました。
また、チェルノブイリを訪問した際の感想などをまじえたトークも絶妙でした。シャンソンと言えば男女のテーマですが、男女のことは「いよいよ分からない」と話すなど、人生経験の深さに基づいたユーモアもさすがでした。ちなみに「百万本のバラ」は実話だそうで、家を売った金でバラを贈るなどという正気の沙汰ではないことをやった男がいたのです。あきれたものですが、そりゃ歌にもなるわなという感じでもあり、男女のことはわからんとは実感だなとしみじみ思ったりもしたわけです。
この演奏会を機に、革新懇に入会した方もいたということで、主催者もその成果には満足していました。なお、私は、名ばかりの実行委員長で、挨拶要員を無難にこなしてホットしています。
弁護士 山 越 悟