7月16日、衆議院において「平和安全法制」という名の戦争法案が強行採決されました(怒)。前日特別委員会強行採決のから3日連続で国会包囲抗議集会が行われ、当事務所の弁護士と一緒に抗議行動に行ってきました。
ところで、国会抗議集会において、学生達が抗議コールをするのですが、そのなかに「ノー、パサラン!」という耳慣れないコールがありました。調べてみると、スペイン語で「No pasaran」、日本語訳だと、「奴らを通すな」という意味だそうです。1930年代、ヨーロッパではファシズムが台頭します。ナチスやファシズムは当時それなりの支持があったということに驚きます。しかし、同時に反ファシズム運動も起こります。スペインでは、ファシズム政権に対抗する国民連帯がつくられ、1936年の総選挙において、反ファシズムのリーダーであったドロレス・イバルリが「奴らを通すな、奴らは通るぞ」と訴えました。その後、「No pasaran」は反ファシズム運動のスローガンとなったのです。
いま、この日本で、再び、同じようなことが行われようとしています。戦争法制は絶対反対です。
事務局 O