• 過労死防止対策推進法シンポジウムが行われました
  • 投稿日:2015年12月23日

 昨年,成立した過労死防止対策推進法は,11月を過労死等防止啓発月間とし,国や地方公共団体が,啓発の趣旨にふさわしい事業が実施されるよう求めており,今年も,厚生労働省の主催で,全国各地でシンポジウムが行われました。

 

 会場の関係で翌月になりましたが,12月7日,埼玉(浦和)でも,過労死等防止対策推進シンポジウムが開催されました。私も,企画段階から,ささやかに関与をしていました。

 

 過労死問題は深刻ですが,それについての世の中の関心が強まっているのかやや疑問があり,どれほどの参加者があるのか心配していたのですが,杞憂であり,会場はほぼ満員でした。平日日中の開催にもかかわらず会社関係の方が多く参加されており,会社(使用者)側のこの問題への関心の高さがうかがわれました。

 

 過労死は,かけがえのない人の命が失われる点で深刻なことですが,働き過ぎで健康を害することの社会的な損失も非常に大きいものです。過労死問題が広く理解され,また実際の現場では労使協力によって,過労死(その前段の病気や怪我)が適切に予防されることが極めて重要です。過労死のない社会の実現に向けて,より一層の取り組みが必要であると強く感じました。

 

弁護士 田中 浩介






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