• 「働き方改革」学習会を終えて
  • 投稿日:2018年6月27日

 

 6月14日(木)18:30~越谷中央市民会館で、田中浩介弁護士を講師に「働き方改革」は『働かせ方改悪』のテーマで、40名弱(所員含む)の方に参加していただき、学習会を開催しました。国会で審議されている働き方改革法案は、学習会の時点では衆議院を通過して、参議院で審議入りか、という絶妙な?タイミングでの学習会でした。

 

 主に、時間外労働(残業)の上限規制と高度プロフェッショナル制度の創設に絞っての話でした。高度プロフェッショナル制度(略して高プロ)とは、高度な専門的知識が必要な業務に従事すること、一定以上の収入等を要件に、労働時間規制を完全に取り払い働かせることが可能となり、長時間労働と過労死を促進しかねない問題点が多い制度であること、また、今回提出された法案が、不正確なデータをもとにしていたり、ニーズ把握のためのヒアリングが、わずか数名だけだったりと、如何にいい加減に作られた内容の法案であるかを指摘されました。

 

 手を替え品を替えて法案が提出されることに呆れていましたが、過労死ライン(認定基準)ぎりぎりの残業規制に効果があるのか、電通社員の過労自殺やNHK記者の過労死等記憶に新しく、今審議されている働き改革法案で過労死を防げるとは到底思えない内容でした。また高プロ対象者について、年収が1075万円以上の労働者となっていますが、あっという間に年収が引き下げられて高プロ対象者が拡大するのではないかは、今までの消費税の税率アップの経過をみても、そう思わざるをえません。

 

 国会会期末は6月20日でしたが、7月22日まで32日間延長され、政府は何が何でも働き方改革法案の成立を図ろうとしています。何としても廃案にしなくてはと決意を新たにする学習会でした。

 

事務局 N 






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