• 過労死をなくそう!埼玉・越谷のつどいプログラムに参加して
  • 投稿日:2015年3月17日

 

 平成27年2月20日,過労死をなくそう!埼玉・越谷のつどいプログラムに参加してきました。埼玉労働局の方,数多くの過労死事件に取り組んでこられた尾林芳匡弁護士,過労死遺族の代表として東京家族の会の方のお話を聞くことができました。

 

 平成26年11月に施行された「過労死等防止対策推進法」を踏まえ,厚生労働省では,「過重労働解消キャンペーン」を実施したとのことで,埼玉労働局でも過重労働解消のための重点監督及び電話相談等を実施されたようです。これまでの行政というと,なかなか重い腰を上げてもらえなかったという印象もありますが,過労死等防止対策推進法の施行により,より積極的に過重労働解消のための動きをして頂きたいと思いました。

 

 尾林先生には,これまで過労死事件がどのように判断されてきたか,新聞の切り抜きを使いながら分かりやすく説明して頂きました。また,時系列に法改正,行政の動き,司法の判断の移り変わりも説明して頂き,以前は過労死認定のハードルが非常に高いものであったところ,一つ一つの取り組みにより徐々に過労死の認定基準も,過労死を認めやすい傾向になりつつあるということが分かりました。しかし,近年においてもまだ多くの過労死・過労自殺が発生していることに変わりはなく,さらなる防止対策の必要性を感じました。

 

 遺族の方のお話からも,過労によって命を失うことがあってはならないという強い思いを感じることができました。過労死を促進するような法律を作ってはならない,過労死防止法を形だけのものにしてはいけないということを改めて認識しました。

 

弁護士 富 田  亮

 

過労死をなくそう!越谷のつどい






ページトップへ